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『修羅の刻』あらすじ

陸奥一族の陸奥八雲(やくも)は腹が空き山茶屋で麦飯を食べていると、突然その土地の若様・吉祥丸が何者かに追われ林の中から現れる。吉祥丸は八雲の目の前で刺客により斬られそうになるが、宮本武蔵が現れて助けられる。武蔵は吉祥丸の家老から用心棒になるよう頼まれるがこれを断り、代わりに麦飯の椀に止まった蝿を無造作に箸でつまんだ八雲を推挙した。文無しであった八雲は山茶屋の勘定五文を払ってくれる事を条件に用心棒になるが吉祥丸は信用しなかった。吉祥丸は男の格好をしていたが、実は藩主である父を殺して家を乗っ取った叔父に復讐するため、家老に男として育てられた姫なのであった。家老は刺客に狙われないため女に戻るように薦めるが吉祥丸は頑として拒否する。そして、吉祥丸が外に出歩いていると柳生兵馬が率いるまた新たな刺客に囲まれ……。